MOD Plug Tracker VSTプラグインエフェクト講座

このドキュメントは、2002年4月3日 (水)  午後11時17分に、ModPlug通信 ”プラグインエフェクト講座”としてhttp://www.egroups.co.jp/message/dme-ml/218に投稿されたものです。


Hi everyone!
Are you enjoying tracking? yeah!!
us tracking is heart beat!
kick me! kick! and "narenaresi-" talk for you!
てことで今日も徹夜のノリでModplug通信の始まりだッ

OSの調子もなんとか元に戻ったということで、
皆にmptのkawlな使い方を伝授しちまうじぇ!

★MODPlugTracker最新版でVST-Insturmetsを使う方法★

まず、君の持ってるmptを最新版にバージョンアップしよう。
現状での日本語最新版は1.16.0201。
http://www.mars.dti.ne.jp/~odaki/mpxj/index.html
modplug centralのはもうちっと上がってて、(ナトリウム)
1.16.0203になってる。もっとも起動のときのスクリーンの違いだけか
もしれない。

このバージョンの新機能・変更点
Latest additions:より意訳
- 32MB以上の大きなサイズのサンプルをインポートした場合を修正
- Windows XPにおけるDX Media Effectの修正
- 96Khzのサンプリングレートに対応した
- チャンネルミュートとソロを修正
- ステレオサンプルを含むXMファイルのロードを修正
- さらに最大1000個までのサンプルを扱えるようになった
- DirectX Media Objectsのサポートの追加
- VST Pluginsを使った時にランダムでクラッシュする問題の修正
- さらに最大同時発音数が128 to 200に増えた。
- プレイヤメニューに、”演奏時間の概算”機能を追加
- MIDIマクロでVSTエフェクトをコントロールできるパラメータ(F0F08nz for parameter n)
- 左のツリーでインストゥルメントをミュート、およびプレイできる操作を追加
- P3/P4/Athlonでサンプルエディタの再描画の速度がグレートに向上した
- ImplusTrackerのキー配列設定の互換性が向上した
- 左のツリーでインストゥルメントをクリックすると、
パターンエディタでも選択されるようになった
- MP3で何度も書き出しした場合のバグを修正
- レゾナンスフィルターのMMX処理が向上
- 延滞(レイテンシ)が向上
- ハイパスフィルタモードが追加
- ASIOのサポート(ベータ)
 XERE注:ASIOに対応したサウンドーカードでなければ出ません。
- 前後のパターンを表示するオプションを追加
- ステレオサンプルの読み込みがより早く
- 改善されたリサンプリングエンジン:よりよいS/N比とダウンサンプラを含む
- 新しく改善されたリバーブエンジンはより多くのプリセットを備えている。
- ボリューム、またはボリュームとエフェクト部分を隠し、
パターン部分の表示を簡潔にできます。
- ポピュラーなリクエストにより、拡張フィルタオプションの範囲は10kHz以上
も設定できるようになった(訳が正しくないかもしれない)
- Due to popular requests, extended filter range option now allows up to 10kHz
- XBassは、DC成分のオフセットでカットされるのを回避するため、今自動的な
DC成分の削除を含んでいます。
XEREが気が付いたこと
・ウィンドウの一番右下のほうに、同時発音数([]の中)と同時に鳴ってるチャン
ネルの数、再生時間が追加された。


1.登録作業
さて、プラグインはdllファイルになってるのが普通だな。
ということでそのdllを登録する作業をしよう。

MPTを開いて、適当に新規作成。
したらばGeneralページの一番下にEffect プラグインってところがあるから、
「プラグインの選択」、を押してプラグインの追加をしよう。
今まで登録したプラグインがある場合はは面倒くさいかもしれないが、
今回のバージョンでカテゴリー分けが出来たから一旦削除して再登録が必要だ。
ファイルが壊れてたりしなければ、普通に追加できると思う。
この部分で追加したプラグインは、ほかの曲であっても次回からはいちいち場所
を指定してやらなくても使える。
つまりMPTに対して、プラグインを登録してやったわけだ。

追加したら、追加された奴をダブルクリックしよう。
すると、「プラグインの選択」ボタンの左側あたりの「FX1:undifined」となっ
ていたところが「FX1:プラグインの名前」という風に変わっているはずだ。
これでMPTは”FX1にそのプラグインを割り当て”をしたわけだ。
この部分で初めてその曲に対して、選択プラグインを使うことを登録できた。

ところでこのFXというのは、まあ大体分かってるとは思うけどエフェクトの
「チャンネル」のことだ。
このチャンネル、というのがプラグインエフェクトの場合かなり重要な概念になっ
てくる。後々説明しよう。


2.エフェクト機能の説明
これさえ出来ればTrackingの幅が無限大に広がる!
こいつを使わない手はないッ!!

なお、エフェクト機能を使う場合は注意が必要だ。
ITやXMといったmodファイルに保存して、そのファイルをプレーヤー専用ソフト(ModPlug Playerなど)で再生させてもエフェクトは機能しない。
大事なのは、”曲データで使われているプラグインを同じように登録させてあるMPTだけ、エフェクトの効果が有効、”であることだ。
つまりプラグインを使った場合、いくらがんばってMOD形式で作っていても、発表するときは一旦MPTでwavに書き出してmp3にするなり、といった工夫が必要になってくる。

modファイルにはどういったプラグインをどういう風に使うかはmptの独自拡張で
保存してあるようだ。これによって互換性に影響が出るかどうかはわからないが、
少なくともほかのソフトで再生できないということはなさそうだぜ。よかったな
tracking nardの諸君!


3.とにかく音をならしたい
そうあせるなよ!・・・とはいえ、そのキモチもわかる。
実は、VST-InsturumentとVST Audio Effects、DirextX Media Audio Effectsで
は使い方が違うんだ。
VST-Insturumentだけちょっと特殊になっている。

まず、VST Audio EffectsとDirextX Media Audio Effectsの使いかただ。
VST Audio EffectsはいわゆるインストゥルメントじゃないVSTプラグインのこと。
DirextX Media Audio EffectsはDirextXの機能を使ったものだと思うがよくわか
らん。
これらはMPT上に登録してあるサンプルとか、Insturumentデータを最終的に音を
出す前に受け取って、エフェクトを加えるものだ。

使い方は・・・
■チャンネルで指定する
GeneralページのChannl 1〜の各下のへん、音量などを調節する部分の下で
指定してやる。するとそのチャンネルで何かInstrumentsをならすと、
エフェクトがかかる。

■Insturumentsページから指定する
Instrumentページの左、GlobalVolとかPanの設定が出来る部分の下に
"出力先"ドロップダウンメニューがある。
この出力先をFX:x にしてやると、FX:x番のエフェクトがかかった状態で出力さ
れる。どのチャンネルでも関係なく。

■最終MIXに適応 にチェックをいれる
エフェクトの場合はこれで全体の音が変わる。
VST-Instrumentの場合はそこにチェックを入れたからといって全部のチャンネル
のNoteが登録したVSTiで再生されるという訳ではないから、注意してくれたまえ。
VST-Insturumentの場合、ちょっと特殊だ。
まず
■Insturumentsページから指定する
Instrumentページの左がわ、GlobalVolとかPanとかの設定が出来る部分の下に
"出力先"ドロップダウンメニューがある。
この出力先をmidi ch1〜16 にする。
この出力先のmidi chはなんでもいいのだが、複数ある場合は一応楽器で区別し
たほうがよい。
(プラグインによっては決められたchを使わなければいけない場合もあるかもし
れない)
また、midi音色の部分もvst-iによっては関係してくる。
たとえばmda-pianoならmidiの音色指定を2とかにするとエレクトリックピアノになる。
次に
■Generalページのチャンネル部分で指定する。
GeneralページのChannl 1〜の各下のへん、音量などを調節する部分の下で
指定してやる。するとそのチャンネルにmidi chを出力先にしているinstulment
のNoteがあった場合、やっと音がでる。
VST-Iの場合はチャンネルごとに明確に分ける必要があるだろう。
和音を鳴らしたいばあいは複数のチャンネルで同じように指定する。
しかし同時にたくさんの音がならないことがしばしばあるので(バグ?)気をつ
けよう。


VST-Insurumentのサポートはまだうまくいってない部分が多く今後改善されてい
く可能性が高い。


4.各部の説明
ここで、プラグインについておさらいしておこう。

"Effect"ドロップダウンボックス
登録したプラグインの名前が表示される。

"表示名"(英語版 Display Name)ドロップダウンボックス
プラグインの名称を自分のわかりやすいように変更できる。
その曲の中で使う場合に限る。

"パラメーター"(Parametar)ドロップダウンボックス
プラグインによって違う。右側に出てくる"Value"(値という意味)
スライドバーをいじることによってエフェクトの効果の具合を設定できるぜ。
パラメータの値はしっかり曲ごとに保持されるから安心してくれ。

xx-in,xx-out 表示部分
たとえばstereo-in,stereo-outの場合
”MPTからインストゥルメントの音データをステレオ対応で受け取り、プラグイ
ンで加工してからステレオで出力する”
ということだ。どちらか、または両方がモノラルになっている場合もある。
またNo-inputの場合はインプットしない、つまりVST-Insturmentなど単体で音が
出せる場合はそんな風に表示される。
No-outputのプラグインは、音の波形を受け取って表示させるだけのプラグイン
(MPTで使うことはまずないだろうが)などでありうる。

"編集"(edit)ボタン
プラグインに、インターフェースがある場合はこれを押すとインターフェースで
パラメーターをいじることが出来る。見栄えがかっこよくいじることが出来るぞ。
だが、パラメータドロップダウンボックスで編集したほうが細かく値を変更でき
る。テクニシャンも大満足だ。使い分けてくれ。

"出力先"(OutPut to)ドロップダウンボックス
これはエフェクトの効果を合成するのに使用する、とても興味深い設定部分だ。
普通はDefaltになっている。この場合は単体でプラグインを使うことになる。
普通はこれでも十分すぎる。

しかし、エフェクトを合成して使いたい場合もあるだろう。

FXをたくさん登録しておけば(同じエフェクトプラグインを多重登録でもかまわ
ない)、合成して使うことができる。
たとえばFX:20まですべて何か割り当てている場合は、
FX:1は出力先にFX:2からFX:20までを指定できる。
ただし
FX:2はFX:1を出力先にしていすることは出来ない。
つまりFX:XのXの数値より上位には出力できないということだ。
ほかに、FX:1の出力先をFX:2にして、そのFX:2はFX:3に出力して、FX:3はDefault
で出力といった風に使うこともできる。この場合はFX1を使った場合
FX1のエフェクト(またはVST-insturument)+FX2のエフェクト+FX3のエフェクト
といった多重合成が可能だ。

うまく使えばかなりの威力を発揮できる。


それと出力先はエフェクト系の(xx-in,xx-out 表示部分でinputがある)プラグ
インでなければ合成は効果がない。VST-Insturmentは普通Inputはないので、出
力先をVSTIにしても無駄だぞ。逆にVST-Insturumentの出力先をエフェクトプラ
グインにすると、
たとえば"mda-piano"などのVST-iのピアノにエフェクトがかかってきれいに聞こ
えたりする。


"最終ミックスに適応"(Apply to final mix)チェックボックス
このチェックボックスをチェックすると、曲全体に対してエフェクトをかけるよ
うになる。VST-Instulmentsだと、よくわからないので使ってためしてみてくれ
い。

"バイパス"(bypass)チェックボックス
このチェックボックスをチェックすると、そのプラグインの効果を消すことがで
きる。
出力先を何段階も多重合成している場合は、そのプラグインのみの効果を消す。
多重合成というよりも多段階合成と言ったほうがしっくりくるかもしれないな。

"ドライミックス"(Dry-mix)チェックボックス
このチェックボックスをONにすると足し算(例:FX+元の音÷2)ではなく掛け算(
例:FX×元の音÷2)で音を合成する模様。絵をやったことがある人は掛け算レイ
ヤーと足し算レイヤーの違いみたいなもの。
もしかするとなにかMPT独自の音質処理をしているのかもしれない。
聞いた感じだと、”乾いたような”音にミックスされる。


以上がそれぞれの項目の説明だった。

Enjoy Tracking!
XERE

return